【日経QUICKニュース(NQN)】日本取引所グループ(8697)は3月25日、2025年3月期(今期)の連結純利益(国際会計基準)が前期比1%減の605億円になりそうだと発表した。580億円としていた従来予想から上方修正した。株式の売買に関連した収益が想定以上に伸びている。
売上高にあたる営業収益は6%増の1620億円、営業利益は2%増の895億円と、それぞれ従来予想(1590億円、860億円)から引き上げた。業績の上方修正を踏まえ、期末配当予想は1株当たりで29円と従来予想の17円から引き上げた。普通配当19円に加え、株主への感謝として特別配当10円を実施する。