【日経QUICKニュース(NQN) 寺川秋花】3月28日の国内債券市場で長期金利の上昇(債券価格の下落)に歯止めがかかった。27日に2008年10月以来16年5カ月ぶりの高さへ上昇した反動もあるが、米国の関税強化が世界経済を下押すとの懸念の強まりが金利低下を促した。日銀の早期利上げ観測にも待ったをかけそうだ。
長期金利の指標となる新発10年債利回りは28日、一時は前日を0.040%下回る1.540%に低下した。米国の関税強化は、日本経済にとっても「長い目で見れば逆風になる」(三菱UFJモルガン・スタンレー証券の大塚崇広シニア債券ストラテジスト)。トランプ米大統領は自動車への25%の追加...

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