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安川電機(6506) 業績・受注の回復は弱め。今期は会社計画線の業績回復見込むが関税等はリスク

QUICK企業価値研究所アナリスト 柊宏二(2025/04/15)

・サマリー
 同社の25/2期連結業績は、モーションコントロール事業の中国市場での低迷や半導体関連の回復遅れが響き、減収・営業減益で着地。二度の下方修正後の計画も未達だった。会社は26/2期に増収・営業増益を計画するが、市場の回復を慎重に見込み、中期経営計画の目標を大きく下回る保守的な水準(営業利益600億円)を見込む。企業価値研究所は業績・受注の回復の弱さやトランプ関税のリスク等を考慮し、26/2期業績予想を会社計画並みの水準に下方修正した。中長期的には自動化需要等を背景に業績成長を見込むが、利益率改善が課題。財務は健全性を維持。株主還元は配当性向30%以上が基本方針。

・アナリストの投資判断 ~決算失望で株価急落。当面は調整局面か
 直近の株価は相場全体の調整と直近決算の実績の計画未達、26/2期計画への失望等で急落した。26/2期予想PERは過去平均比割安で、中長期でみれば割安感も。ただ、トランプ関税の影響で業績回復に不透明感があり、当面調整局面が続くと予想。本格反発には受注・業績の底打ち確認が必要で、時間を要する可能性がある。

 

(提供:QUICK企業価値研究所)
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著者名

柊 宏二

チーフストラテジスト

投資戦略担当、マクロ経済・米国株担当、銀行・機械セクター担当

 

【プロフィール】

一橋大学経済学部卒業。三和銀行(現三菱UFJ銀行)に入社後、銀行系シンクタンクの三和総合研究所(現三菱UFJリサーチ&コンサルティング)に出向しマクロ経済調査に従事。銀行に復職し企業再生などの業務担当を経て、06年に当社入社。金融セクターや製造業(機械中心)の調査に加え、投資戦略、マクロ経済、米国株などを担当。顧客向けセミナー・研修・勉強会講師の実績多数。

 

日本証券アナリスト協会検定会員

日本証券アナリスト協会ディスクロージャー研究会 銀行評価実施アナリスト


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