2月の米消費者物価指数(CPI)は、前年同月比で+2.2%と1月(+2.1%)から伸び率が加速した。一方、食品とエネルギーを除いたコア指数は1.8%と前月の伸び率から横ばいだった。
前月比でみるとエネルギーの伸びが鈍化したことが影響し、+0.2%と前月(+0.5%)から減速した。コア指数も+0.2%と、前月(+0.3%)から上昇が一服。数値は前年比、前月比ともに概ね予想通りの結果だ。
米債利回りは小幅に低下した。米BEI(ブレーク・イーブン・インフレ率、債券市場が織り込む期待インフレ率)も低下したが、高水準を維持している。
QUICK FactSet Workstationより作成
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