26日の米国市場でスキュー指数が6日続落し、1.39%安の128.96で終えた。米中の貿易紛争懸念が和らぎ、今月9日以来、半月ぶりの水準まで低下した。恐怖指数のVIXも3営業日ぶりに急反落して15.44%安で終えた。
QUICK FactSet Workstationより
スキュー指数は「ブラックスワン指数」とも呼ばれ、S&P500指数を対象とするオプション取引でコールに対するプットの需要の強さを表す。数値が高ければ高いほど将来の価格変動に備える動きが活発化していることを示す。3月に入ってからはVIXと逆方向に動く傾向にあり、VIXが市場の不安を正しく反映しているのか判断が難しい局面にあった。ひとまず短期的にVIXとスキュー指数が共に低下基調にあることから、米中の貿易紛争や米朝衝突と言ったテールリスクは警戒しなくても良いのかも知れない。
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