5日の外国為替市場では、米中貿易戦争への警戒感の後退を受け、リスクオフの巻き戻しからドルが買い戻された。
対円では一時1ドル=107円49銭、ドルインデックスも90.59まで上昇し、約1カ月ぶりの高値を付けた。
ドルインデックスは1月中旬から、このレンジ内に収まっており、今のところドル安基調が反転したといえる状況ではないが、ドル高がもう一段進めば、ムードが変わる可能性もある。
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