2013年春に黒田東彦総裁が就任して以降、金融政策決定会合の結果公表時刻の平均は12時18分となっている(黒田総裁が国会出席のため中断した14年10月の会合を除く)。
16年9月の「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」導入など、重要な政策変更があった時の終了時刻は遅い。
「現状維持で展望リポートの公表なし」「現状維持で展望リポートの公表あり」「政策変更あり」の平均は、それぞれ12時2分、12時23分、13時3分だった。19日の決定会合では「現状維持」がコンセンサス。「展望リポート」の公表もなく、昼前に終わる可能性もある。(池谷信久)
過去の決定会合結果公表時刻・決定内容
(◎は展望レポート、○は中間評価)
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