QUICK資産運用研究所=西本ゆき
ネット証券大手の松井証券が20~40代の転職経験者を対象に実施した調査によると、転職をきっかけに7割が資産形成の必要性を感じたことがわかった。そのうち約半数が実際に運用を開始したと回答した。人生の節目のひとつである転職は、資産形成を意識し始める転機にもなっているようだ。
調査はインターネット経由で9月20~30日に実施。転職サイト「リクナビネクスト」の利用者が対象で、2459人から回答を得た。
運用を考え始めたタイミングは、資産形成の必要性を感じた回答者の半数以上が「転職活動中」と答えた。お金に関する不安では、「老後資金が準備できるか心配」「年金がもらえるのか心配」「老後にいくらかかるか把握したい」の回答が多かった。