ＱＵＩＣＫ資産運用研究所＝西本ゆき

ゴールドマン・サックス･アセット･マネジメントが２月25日に設定した「ＧＳフューチャー・テクノロジー・リーダーズ Ｂコース（為替ヘッジなし）」（35312202）の純資産総額（残高）が1000億円台に乗せた。４日の残高は1022億円。当初設定額701億円で運用を始め、わずか１週間あまりで約300億円を積み増した。

同ファンドは日本を含む世界の株式のうち、テクノロジーの発展により次世代をけん引すると期待される企業に投資する。販売会社は野村証券１社。設定後に大幅な相場変動が続くなか、４日時点の設定来リターンはマイナス5.55％となっている。

同時に設定した為替リスクを低減する「Ａコース」（35311202）の４日時点の残高は387億円（当初設定額256億円）で、２本の合計残高は1409億円まで増えた。

＜関連記事＞

■投信残高が大幅減少　「新型コロナ」による運用悪化で

■業界初！野村の「信託報酬ゼロ％投信」にネットでざわめき

■野村証券が販売する新設投信「nextWIN」、当初設定額が958億円に

■大和投信の「スマレバ」、残高が初の1000億円台に

■Ｔロウの投信「世界厳選株式Ｂ」、残高1000億円突破