アセットマネジメントOneが運用する「グローバルESGハイクオリティ成長株式ファンド(為替ヘッジなし)<愛称:未来の世界(ESG)>」の純資産総額(残高)が4000億円を突破した。3日の残高は4052億円。7月20日に今年最大かつ歴代2位の3830億円の当初設定額で運用を始め、2週間で約200億円を積み増した。
3日時点の残高は国内公募の追加型株式投信(ETF除く)で14位。「グローバル株式型」(QUICK独自の分類)では、同じシリーズの「グローバル・ハイクオリティ成長株式ファンド(為替ヘッジなし)<愛称:未来の世界>」に次ぐ2位の大きさとなった。3日の基準価額は9715円と、設定時の1万円を下回っている。
同ファンドは世界の株式のうち、競争優位性や成長力に加え、ESG(環境、社会、企業統治)への取り組みなどで優れた企業に投資する。販売会社はみずほ証券とみずほ銀行、みずほ信託銀行の3社。
販売用資料を見ると、20年3月末時点のモデルポートフォリオでは、米国への投資が7割を占める。業種では情報技術が約4割、一般消費財・サービス約2割と続く。
(QUICK資産運用研究所=西本ゆき)