ティー・ロウ・プライス・ジャパンが運用する「ティー・ロウ・プライス 米国成長株式ファンド<愛称:アメリカン・ロイヤルロード>」の純資産総額(残高)が4000億円を突破した。3日時点の残高は4025億円。5月下旬に残高3000億円に達してから3カ月あまりで1000億円を積み増し、先進国株式型(QUICK独自の分類)では6番目の大きさとなった。販売会社みずほ証券とみずほ銀行の2社。
同ファンドは、2019年12月末に、19年最大の当初設定額1482億円で運用を始め話題となった。投資対象は主に米国株式のうち成長性が高いと判断した企業。最新の月次レポート(7月31日時点)では、組み入れ銘柄数は86で、組み入れ首位がアマゾン・ドット・コム(AMZN)、2位がマイクロソフト(MSFT)、3位がグーグルの親会社アルファベット(GOOG)だった。
3日時点の年初来リターンは26.9%のプラス。同日までの年初来資金流入額(推計値)は1659億円で、国内公募の追加型株式投信(ETF除く)のうち4番目の多さだった。
(QUICK資産運用研究所=西本ゆき)