三井住友DSアセットマネジメントが運用する「テトラ・エクイティ」の純資産総額(残高)が1000億円を突破した。14日時点の残高は1007億円。2019年11月から運用を始め、現在はSMBC日興証券や三井住友銀行など9社で販売している。
同ファンドは米S&P500種株価指数先物の買い建てと売り建てを機動的に活用し、日中、月初、月中、月末の4つのトレンドを捉えた各戦略を組み合わせて、相場の上昇と下落の両局面で収益獲得を目指す。コロナ禍で相場が下落した2月から3月かけて運用戦略の効力が発揮され、基準価額が一気に上昇した。
14日時点の年初来リターンは51.0%のプラス。同日時点までで年初から827億円(推計値)の資金が流入している。
(QUICK資産運用研究所=西本ゆき)