アライアンス・バーンスタインが運用する「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Bコース(為替ヘッジなし)」の純資産総額(残高)が2000億円を突破した。13日の残高は2019億円。
同ファンドは成長性が高いと判断した米国企業の株式に投資する。9月末時点の最新月次レポートによると53銘柄に投資しており、組み入れ上位はマイクロソフト(MSFT)、グーグルの親会社であるアルファベット(GOOG)、フェイスブック(FB)などだった。
「米国成長株投信」シリーズには為替ヘッジの有無や決算頻度の異なる4本があり、「Bコース」は為替ヘッジをしない年2回決算型。直近の決算日(6月15日)には、前回決算日より40円多い1万口あたり270円の分配金を払い出した。4本中残高が最も大きい「Dコース」は為替ヘッジをせず、基準価額の水準に応じて毎月支払う分配金額をあらかじめ決めている予想分配型で、13日時点の残高は6224億円だった。シリーズ4本の合計残高は1兆1000億円を超える。
「Bコース」の13日時点の年初来リターン(分配金再投資ベース)は21.7%のプラス。9月(推計値含む)まで17カ月連続で月次ベースでの資金流入が続いており、年初からの資金流入額(推計値)は800億円を超えている。
(QUICK資産運用研究所=西本ゆき)