※画像をクリック(タップ)すると動画配信ページが開きます。無料で視聴できます。
QUICK資産運用研究所(資産研)研究員の石井です。今朝の日経CNBC朝エクスプレスのマーケット・レーダー「投資信託の最新事情」に出演しました。10月の投信市場について解説しました。
前半はさまざまなデータを基に投信市場を定点観測しています。このところパフォーマンスが堅調な「ひふみプラス」の資金流出が止まらず、残高の減少が気がかりです。後半はあしもとの投信市場で起きている話題を紹介しています。今回は「毎月分配型投信の残高シェアが30%割れ」と「外貨建てMMFが相次ぎ償還」を取り上げました。
関連記事:投信の年初来資金流出、「ひふみプラス」が1500億円超で首位
<金融用語>
外貨建てMMFとは
外貨建てMMFとは外国で設定され、日本国内で販売されている公社債投資信託の一種。外貨建てで格付けの高い国債などの短期債券を中心に運用される。運用実績に応じて毎日分配が行われ、月末にその月の分配金をまとめて元本に再投資する1ヵ月複利の金融商品。原則、いつでも申込・換金することができるが、円を外貨に換えて申込み、換金時に外貨から円に換えることになるため、円とその国の通貨の交換レートによって為替差損益が生じる。 外貨建てMMFの年換算利回りは、平均実績分配額(主に直近7日間の分配金の実績を1万口あたり・1日あたりで平均した値)から年率の利回り(外貨建て)を算出したものとなる。 2016年1月の税制改正で、外貨建てMMFも上場株式・公募株式投資信託等と同様に、申告分離課税・損益通算の対象範囲となった。