日興アセットマネジメントが運用する「デジタル・トランスフォーメーション株式ファンド<愛称:ゼロ・コンタクト>」の純資産総額(残高)が6000億円を突破した。5日の残高は6066億円で、国内公募追加型株式投資信託(ETFを除く)で9番目の大きさ。今年1月14日に5000億円を突破してから約3週間で1000億円を積み増した。
「ゼロ・コンタクト」は世界のデジタルトランスフォーメーション(DX)関連企業のうち、飛躍的な成長が期待できる非接触型ビジネスを手掛ける企業に投資する。20年12月末時点の月次レポートによると、米国への投資が6割超を占め、組み入れ銘柄数は65。組み入れ1位は米動画配信機器のロク(ROKU)、2位はネットゲームや電子商取引(EC)を手掛けるシンガポールのシー(SE)、3位は米フェイスブック(FB)だった。
20年7月の新規設定後も、月間ベースで堅調な資金流入が続いており、1月は503億円、2月は5日までで126億円(いずれも推計値)が流入している。5日時点の基準価額は設定来高値の1万5243円となった。
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