アライアンス・バーンスタインが運用する「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Aコース(為替ヘッジあり)」の純資産総額(残高)が1000億円を突破した。8日の残高は1004億円。
同ファンドは米国株式のうち、成長性が高いと判断した企業に投資する。20年12月末時点の月次レポートによると、組み入れ銘柄数は51。組み入れ1位はマイクロソフト(MSFT)、2位はグーグルの親会社であるアルファベット(GOOG)、3位は医療保険大手ユナイテッドヘルス・グループ(UNH)だった。
「米国成長株投信」シリーズには為替ヘッジの有無や決算頻度の異なる4本があり、「Aコース」は為替ヘッジありの年2回決算型で、4本のうち最も残高が小さい。為替ヘッジをせず毎月分配する予想分配提示型の「Dコース」の残高が最も大きく、8日時点で7578億円だった。4本の合計残高は1兆4870億円にのぼる。
「Aコース」の8日時点の昨年来リターン(分配金再投資ベース)は34.8%のプラスで、同日時点までの過去1年間で343億円(推計値)の資金が流入している。基準価額は設定来(2006年5月25日以降)高値の3万3094円だった。