【NQNニューヨーク 張間正義】3月3日の米国市場で長期金利の指標となる10年物国債利回りは前日比0.09%高い(価格は安い)1.48%に上昇した。米連邦準備理事会(FRB)のブレイナード理事から金利上昇に対しけん制が入った翌日の取引で、早くも発言の効果は途切れた。FRBが金利を抑え込もうとすればするほど、景気回復と金融正常化への意識が高まり、逆に金利が上昇してしまう構図になりつつある。 ■長期金利の高止まりは続く ブレイナード氏は2日、FRB幹部としては初めて今年に入ってからの長期金利の上昇をけん制した。長期金利を一定水準に制限するイールドカーブ・コントロール(YCC)や短期国債を...
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