【NQN香港=川上宗馬】中国のネットサービス大手、騰訊控股(テンセント)に当局の規制の影が忍び寄っている。上場延期に追い込まれたアリババ集団傘下の金融会社アント・グループに続き、テンセントもまた、銀行のような厳格な規制を受ける金融持ち株会社の設立を迫られるとの見方が強まっている。 ■当局、金融持ち株会社の設立迫るか 「中国の金融当局はテンセントを次のターゲットに考えている」――。米ブルームバーグ通信による3月中旬の報道に市場関係者は身構えた。中国当局は電子決済や小口融資など金融分野で高まるネット大手の存在感に警戒を強めており、世界最大の新規株式公開(IPO)になる見込みだったアントは202...
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