【NQNニューヨーク 張間正義】4月5日の米国債市場で景況感や金融政策の見通しを反映する5年債利回りは低下した。雇用者数の伸びが市場予想を大きく上回った3月の雇用統計の影響は短期にとどまった。景気回復と米連邦準備理事会(FRB)の早期利上げを織り込む形での、さらなる金利上昇のハードルは高くなっているようだ。 ■FRBと市場予想の乖離 5日の長期債相場は反発し、長期金利の指標となる10年物国債利回りは前週末比0.03%低い(価格は高い)1.70%で終えた。5年債利回りは朝方に一時0.98%と2020年2月以来の高水準を付けたが、その後は買いが入り、0.05%低い0.92%で終えた。3月の雇...
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