【QUICK Market Eyes 池谷信久】米国では景気回復ペースの加速が鮮明になっている。それでも米長期金利が上がらないのは、米連邦準備理事会(FRB)が強力な金融緩和策を維持する姿勢を示しているためだ。しかし、景気回復とともにインフレ懸念が高まりつつある。市場の量的緩和縮小(テーパリング)観測は根強く、8月のジャクソンホール会議前後で検討に着手するとの予想が多い。ポイントとなるのは新型コロナウイルスの感染状況と、物価や失業率などのデータだ。感染が収束に向かい景気回復基調が続けば、米長期金利は再び上昇することになろう。 個人所得・消費が回復 新型コロナウイルスのワクチン普及が進む米...
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