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【ＮＱＮﾆｭｰﾖｰｸ 川内資子】今週（５月17～21日）の米株式相場は神経質な展開か。前週は米長期金利の上昇が投資家心理を冷やす場面があり、今週も長期金利の動向に敏感に反応しそうだ。長期金利が落ち着いた状態となれば、このところ売られたハイテク株への買い直しや経済の正常化観測を背景とした景気敏感株への買いが相場を支えそうだ。 米長期金利の上昇はひとまず一服 前週のダウ工業株30種平均は２週ぶりに下落し、週間の下げ幅は395ﾄﾞﾙだった。12日発表の４月の米消費者物価指数（ＣＰＩ）が前年同月比で市場予想を上回って大きく上昇した。インフレ圧力の高まりへの警戒感から米債券市場で長期金利が上昇（債...
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