【NQNニューヨーク=戸部実華】米債券市場で長期と短期の金利差が縮小している。景気減速のシグナルとされることが多いものの、金融市場では米連邦準備理事会(FRB)が金融緩和縮小で後手に回るリスクが低下した証拠との受け止めも多く、インフレ懸念の後退につながっている。健全な米景気回復の継続という前向きな捉え方は増えているようだ。 ■景気過熱の警戒和らぐ 米長期金利の指標となる10年物国債利回りは24日、前日比0.01%高い(価格は安い)1.49%で終えた。前週の米連邦公開市場委員会(FOMC)後は1.50%を下回る水準が続く。 16日に結果を公表したFOMCでは2023年に2回の利上げ予想が示...
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