2021年5月、石油メジャーであるエクソンモービルの株主総会で起きた歴史的反乱は、会社側が提示した取締役候補の代わりに株主が推薦した「気候課題に対する専門知識のある」取締役候補の3人が選任されるというもので、世界中の企業の取締役会に向けて「低炭素社会への移行に備えなければ命取りになる」との明確なメッセージを発信する結果となった。 一方、フェイスブック、ツイッター、アルファベットの株主総会で提出された株主議案に対する支持率をみる限り、ESGのうち「S(社会)」課題に対する取締役会の適応力について、株主は投資家ほど重要視していないように思われる。 カリフォルニアに本拠を置くこれら巨大IT企業は...
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