経済活動の再開、ワクチン普及、政府と連邦準備理事会(FRB)の積極支援を背景に米国の経済は急ピッチで回復してきた。空港や道路に新型コロナウイルス流行前の混雑が戻り、レストランや小売店に人が戻った。楽観論を背景に米主要株価指数は最高値を更新する。絶好調が続くかのように思えた米経済だが、にわかに鈍化する兆しがみえはじめた。 米ミシガン大学の7月の消費者信頼感指数(速報値)は80.8と、前月の85.5から低下した。市場予想の86.5を大幅に下回っている。7月のニューヨーク連銀製造業景気指数は強かったものの、フィラデルフィア連銀景況感指数は予想を大幅に下振れた。大手銀行の四半期決算は予想を超える増収...
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