【NQNニューヨーク=張間正義】米長期金利の低下(債券価格の上昇)が鮮明だ。景気過熱を意識して金利が上昇局面にあった3月から状況が一転、景気のピークアウト観測を背景に債券市場の参加者は金利低下シナリオに傾いている。市場参加者の行動が短期間で大きく変わっているのは、半年足らずで過剰にぶれる景況感がありそうだ。 ■相次ぐ下方修正 3日のニューヨーク債券市場で長期金利の指標となる米10年物国債利回りは前日比0.01%低い1.17%で終えた。前日に続いて米東部時間7時(日本時間で午後8時)ごろから金利は低下し始め、一時1.15%と前日に付けた低水準に並んだ。この日は心理的な節目である1.2%を一度...
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