【NQNニューヨーク 横内理恵】米長期金利が上昇(債券価格が下落)の勢いを強めつつある。8月10日のニューヨーク債券市場で長期債相場は5日続落し、長期金利の指標である米10年債利回りは前日比0.03%高い1.35%で終えた。米雇用情勢の回復が進むなか、米連邦準備理事会(FRB)高官から言及が相次いだことで量的金融緩和の縮小(テーパリング)時期が早まる可能性が意識され、金利上昇を促している。 FRBのタカ派転換 米長期金利の上昇が鮮明になったのは6日発表された7月の米雇用統計だ。さらに9日発表の6月の米雇用動態調査(JOLTS)も求人数などが市場予想以上となった。物価に加えて、雇用面か...
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