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【日経ＱＵＩＣＫニュース（ＮＱＮ） 鈴木孝太朗、池田幹】自民党総裁選の投開票を29日に控え、株式市場では「次期首相」をテーマにした物色が佳境を迎えている。メディア各社の世論調査では、河野太郎氏がトップの支持を得ている。一方、１回目の投票でどの候補も過半数に届かず決選投票になった場合、国会議員票が重みを増すため岸田文雄氏が有利になるとの見方が広がる。各候補の関連銘柄にも「勝者」をにらんだ動きが出始めている。 27日の東京株式市場では空運や鉄道、観光関連が買われた。政府が緊急事態宣言を解除するとの観測に加えて、岸田氏がテレビ番組などで需要喚起策「Ｇｏ Ｔｏ トラベル」の再開に前向きな姿勢を示した...
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