【日経QUICKニュース(NQN) 西野瑞希】天然ガスなどエネルギー価格の高騰は欧州中央銀行(ECB)の金融政策に影響を与えかねない。新型コロナウイルス禍からの経済正常化に伴う需要急増で世界的な物価上昇が鮮明となるなか、ECBは「インフレは一時的」との見解を繰り返す。だが、理事会メンバーの中には金融引き締めに前向きな「タカ派」が増えつつある。天然ガスの急騰がECB内に残る「インフレファイター」の芽を育めば、金融政策の正常化が早まり、ユーロ相場は思わぬ底堅さをみせる可能性がありそうだ。 ■悩ましい天然ガス高騰 欧州ではエネルギー価格の上昇が鮮明だ。欧州の天然ガスの指標価格である「オランダTT...
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