【NQNロンドン=菊池亜矢】ドイツ連邦銀行(中央銀行)のワイトマン総裁が20日、年内で総裁を退任する意向を表明した。欧州中央銀行(ECB)理事会で最も「タカ派」のメンバーとして知られた存在だ。後任総裁の人選は、9月の独総選挙で第1党となった中道左派のSPD(社会民主党)を中心に進められそうだ。市場では独連銀やECBのハト派化を促すと予想する声が出ている。 ■「深刻な損失」 ワイトマン氏はドラギECB前総裁のもとで拡大した量的金融緩和に否定的な立場だった。ユーロ域内の経済格差や南北格差などが政治問題となる中でも、財政ファイナンスと疑われかねない中銀による国債買い取り拡大に反対してきた。新型...
-
POINT 01無料記事
(14,000本)
が読み放題 -
POINT 02オンライン
セミナー参加 -
POINT 03記事・銘柄
の 保存 -
POINT 04コメント
フォロー