【NQNニューヨーク 古江敦子】米長期金利の指標である10年物国債利回りは11月8日に前週末比0.04%高い(価格は安い)1.49%と低水準にとどまった。米連邦準備理事会(FRB)高官がインフレ加速への警戒感を示し、テーパリング(量的緩和の縮小)が早期に前倒しで終了するとの観測が浮上したにもかかわらず、長期金利の上昇の勢いは鈍かった。短期金利が安定する一方で長期金利が低下する「ブル・フラットニング」が続くとの見方は根強い。 テーパリング前倒し、早期終了の可能性 クラリダFRB副議長は8日の講演で、インフレや物価など「利上げの条件は2022年末までに達成されると確信する」と述べた。さら...
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