【NQN香港 川上宗馬】中国ネットサービス大手の騰訊控股(テンセント)が11月10日に発表した7~9月期決算は、増収率が2004年の香港市場上場後で最低の水準に沈んだ。当局による規制の影響は隠せず、中国国内のゲーム事業の成長鈍化に加え、広告事業も低迷が続くとみられている。だが市場では「成長鈍化は織り込み済み」との指摘も多い。投資家の目線は仮想空間「メタバース」などの長期的な成長シナリオに向き始めている。 未成年のゲーム利用規制が打撃 「前回、今後より多くの規制が実施されるだろうと答えたが、正しいことが証明された」。テンセントの劉熾平総裁は10日に開いた決算説明会で苦笑しながらこう述べた。...
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