【NQNニューヨーク=川上純平】米債券市場で、残存期間ごとの利回りをつないだ利回り曲線(イールドカーブ)の平たん化が進んでいる。強まる利上げの前倒し観測が、今後の景気拡大を抑え込むとの見方が増えているためだ。米連邦準備理事会(FRB)による金融政策の正常化が一筋縄ではいきそうにないとの認識が改めて広がっている。 ■シナリオ変更 FRBのパウエル議長が12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)でテーパリング(量的金融緩和の縮小)の加速を議論すると11月末に表明し、中長期的な景気動向を映す10年債の利回りは低下基調を強めた。1日は1.40%と9月下旬以来の低水準を付けた。逆に金融政策の影響を受け...
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