【NQNニューヨーク=張間正義】2021年最後の米連邦公開市場委員会(FOMC)で米連邦準備理事会(FRB)はテーパリング(量的金融緩和の縮小)の加速を決めた。だが、金融政策の先行きを巡っては硬軟併せ持つ姿勢を示し、虚を突かれた感のある米債券市場の反応はきょうの時点では限られた。 ■混乱回避のための別材料 15日のニューヨーク債券市場で長期金利の指標となる10年物国債利回りは前日比0.02%高い(価格は安い)1.46%で終えた。だが、金融政策の影響を受けやすい2年債と5年債の利回りはほぼ横ばいで推移した。FOMCの結果発表直後、一時的に強まったイールドカーブ(利回り曲線)の平たん化は市場参...
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