【日経QUICKニュース(NQN) 永松英一郎、佐藤梨紗】外国為替市場でユーロの上値が重い。ユーロ圏は、新型コロナウイルスの感染拡大が続く中でも経済は底堅く推移するとの楽観論が広がりつつある。にもかかわらず、欧州中央銀行(ECB)の金融政策の正常化に向けた道筋がはっきりせず、相場の重荷となっている。米連邦準備理事会(FRB)が金融引き締めに突き進むとの見方が強まるにつれ、対ドルでさらに弱含むシナリオも意識されている。 ■引き締め?緩和維持? 19日の東京市場でユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.13ドル台前半と、前日17時時点の水準(1.1397~99ドル)を下回って推移した。18日の米...
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