来週(3月7~11日)の外国為替市場で円相場はレンジ内での動きとなりそうだ。1ドル=115円台で一進一退で推移するとの予想が多い。米国の利上げ見込みとウクライナ情勢の悪化を受けた市場参加者の心理悪化の綱引きとなりそうだ。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長の議会証言を受け、米国の利上げ観測が高まっており、米長期金利は先高観が強い。日米金利差の拡大見込みは円売り・ドル買いの材料になる。
一方でウクライナ情勢の悪化は市場参加者の心理を冷やし、「低リスク通貨」とされる円の買い材料になりやすい。4日にはウクライナ南部にある原子力発電所で、ロシア軍の攻撃を受けて火災が発生したと伝わった。ウクライナ...

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