【日経QUICKニュース(NQN) 田中俊行】米連邦準備理事会(FRB)には物価の安定と雇用の最大化という「デュアル・マンデート(2つの使命)」がある。このバランスが崩れ始めている。高まるインフレ圧力を抑えるため、米労働市場を減速させる必要性が出ているからだ。FRBのパウエル議長は17日に参加したイベントで失業率の上昇を許容する考えに言及した。市場参加者は「物価安定を優先し、失業者増加の覚悟を示した」と受け止めている。
パウエル氏はウォール・ストリート・ジャーナルが主催したイベントで「必要であれば(景気を冷やしもふかしもしない)中立金利以上に政策金利を引き上げることをためらわない」などと物価...
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