【NQNニューヨーク 古江敦子】今週(7月5~8日)の米株式相場は軟調な展開となりそうだ。インフレの高止まりと米連邦準備理事会(FRB)の積極的な金融引き締めを背景に米景気が後退局面に入るとの懸念が強まり、投資家は慎重姿勢を強めやすい。今週は米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の公表に加え、6月の米雇用統計など主要な経済指標の発表も多く景気懸念が相場の重荷となる公算は大きい。 「7~9月期も売りが続く」 前週は米ダウ工業株30種平均が2週ぶりに下落し、週間の下げ幅は403ドル(1.3%)だった。個人消費が下振れしたうえ、欧米中央銀行が金融引き締めに前向きな「タカ派」姿勢を改めて示し...

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