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「毎月分配型」流出止まる 金融庁も毛嫌いを改めよ（マーケットエッセンシャル 前田昌孝氏）
（この記事は今週のマーケットエッセンシャルの要約です）
【マーケットエッセンシャル 前田昌孝】あのとき金融庁は毎月分配型投信を市場から締め出すぐらいの勢いだった。「顧客本位ではない」。こう言って激しい非難を浴びせたからだ。確かに、月々の分配金を膨らませるために、売る側にも買う側にも理解できないような複雑な商品が増えたことは、反省点だろう。しかし、「毎月分配」への顧客ニーズは確かにあり、公正な評価を与えていれば、高齢者の「貯蓄から投資へ」はもっと進んでいたのではないか。
５年ほど前、毎月分配型投信を批判する金融庁の姿勢に乗じて、多くの「専門家」が激しい非難を浴びせていた。「わなにかかるな」「...
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