【QUICK Money World】QUICKが20日に公表した新型コロナウイルスの「動的予測」(18時時点)によると、東京都の感染者数は再び減少ペースが早まる見通しだ。20日は14日ぶりに「減少加速」と判定された。第7波が収束に向かい、感染者が急速に減少する「減少加速」から緩やかな減少期へと移行していたが、再加速した。ピークは8月3日だったとみられる。お盆休み明けに一時的に増加したが、感染者数が着実に減っていく見通しに変更はない。
民間の研究チーム「CATs」が予測した。20日の東京都の感染者数は3794人で、1週間前より5061人減少した。感染者が前週を下回るのは2日連続となる。20日の重症者は28人で前日から3人増えた。過去のデータでは重症者数のピークは新規感染者数より17日ほど遅れることが多いが、第7波では8月13日の43人が最多でその後は減少傾向だ。
■「カラオケ」「居酒屋」の発信伸び悩み
交流サイト(SNS)で利用者の心理を反映するキーワードが「カラオケ」と「居酒屋」だ。9月上旬にかけて大幅に増えたSNSでの発信回数は、中旬にかけて伸び悩んだ。新規感染者が着実に減っているものの、コロナへの関心が薄れるとともに日常が戻り特定の活動に対する発信も減少しているようだ。
動的予測とは感染者数の推移や過去の感染データなどに人出の増減やSNSで発信されるキーワードで国民の行動を予測して算出する。最新のデータを取り込むことで日々変化していく。
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ほぼ平常時の生活に戻ってピークアウトして、良かったです。