【NQNロンドン=菊池亜矢】欧州中央銀行(ECB)は8日に理事会を開く。11年ぶりの利上げを決めた7月に続いて政策金利を引き上げ、通常の3倍となる0.75%の利上げを決めるとの予想が多い。高インフレの長期化を懸念し、理事会メンバーからは前倒しして急ピッチな利上げを求める声が出ている。エネルギー危機に直面するユーロ圏は景気後退(リセッション)が現実味を帯びるものの、市場も大幅利上げはやむなしとして織り込みが進んでいる。 市場が0.75%の利上げ予想に傾いたきっかけは、シュナーベルECB専務理事の発言だ。8月27日の講演で、インフレの持続性が不確実な状況下では「インフレが供給と需要のどちらによ...
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