「雇用の伸びはここ数カ月堅調。失業率は依然低い」。米連邦準備理事会(FRB)は1~2日に開いた連邦公開市場委員会(FOMC)で「最大雇用と長期的なインフレ率を目標の2%に回帰させる」と通常の3倍速である0.75%利上げを説明した。バイデン米大統領は4日、米雇用統計の発表を受け「雇用の回復は依然強い」と政策の成果を強調した。米政府とFRB高官は雇用が強いと繰り返しているが、実は変調の兆しが出始めている。 米労働省が4日発表した10月の雇用統計は、非農業部門就業者数が26万1000人増加した。ダウ・ジョーンズがまとめた予想中央値20万5000人増を上回った。失業率は3.7%と前月の3.5%から悪...
-
POINT 01無料記事
(14,000本)
が読み放題 -
POINT 02オンライン
セミナー参加 -
POINT 03記事・銘柄
の 保存 -
POINT 04コメント
フォロー