【QUICK Money World】QUICKが24日に公表した新型コロナウイルス感染拡大「第8波」の「動的予測」(24日18時時点)によると東京都の感染者数(7日移動平均)はピークを越えたようだ。1月7日からの3連休後に検査数が増えて第2のピークとなったが、最初のピークには届かなかった。感染者数は減少傾向を続けており、このまま第8波は収束する見通しだ。
第8波は2022年12月27日に移動平均ベースの感染者が1万7000人強と最初のピークを形成したが、年末年始の休みで検査数が抑えられ新規感染者も減少した。3連休後に再び感染者が増加し、23年1月11日に1万5500人程度まで増えたものの、その後は一転して減少している。CATsでは、第8波はこのまま収束すると見ている。
動的予測は日々の人流やSNS(交流サイト)に投稿される市民の心理、ウイルスの変異状況など多くの要素をビッグデータとして分析する。最新のデータを使い日々、更新するのが特徴だ。第7波ではピーク時の感染者が日付ベースで4万人を超えたが、第8波は22年12月27日の2万2063人が最多だったとみられる。
(注)感染第8波は収束する見通しになりましたので、東京都のコロナ感染予測の配信は今回で終了します。
【グラフの見方】折れ線グラフ下の面グラフは東京都のモニタリング会議がまとめた派生型の比率を示す。折れ線グラフから上下に伸びた棒グラフは、その日の新規感染者数で、月曜日は感染者が少ないなど曜日によって特徴がある。折れ線グラフの上部にある赤やピンクの棒グラフは、その時の感染状況を示している。
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