来週(1月16~20日)の外国為替市場で、円相場は荒い動きとなりそうだ。日銀は17~18日に金融政策決定会合を開く。市場では12月会合に続きさらなる政策修正への思惑が根強く、会合前後で不安定さを増しそうだ。仮に政策が現状維持だとしても、会合後に公表する「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」で物価見通しを上方修正すれば、政策修正観測が意識されて円買い・ドル売りが膨らむ可能性がある。
日経平均株価は軟調か。米国の物価上昇に一服感が出るなかで、市場の関心は日本の政治や金融政策に移っている。日銀会合への警戒感に加え、23日の通常国会召集を前に与党内で増税の方向性が固まれば、海外投資家の日本株売りが...
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