【日経QUICKニュース(NQN)編集委員 今 晶】外国為替市場で円相場が心理的節目の1ドル=150円に迫ってきた。日本政府・日銀による円買いの為替介入に対する警戒感は一段と高まっているが、当局者がこれまで政策対応が必要な状況として繰り返してきた「過度の変動」や「ファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)で説明できない動き」には依然として当てはまりにくい。海外では円買い介入の実施を円売りの好機と待ち構える投機筋も少なくない。神経戦がなおも続きそうな雲行きだ。
コンピューターを用いる投資家が重視する相場の変動性指標「ボリンジャーバンド」で、21日移動平均をもとに値動きのばらつき(標準偏差)...

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