【日経QUICKニュース(NQN)編集委員 今 晶】アジアの外国為替市場では日本や中国のほか、インドでも自国の通貨安を巡って当局と市場参加者との神経戦が繰り広げられている。インドの通貨ルピーの対米ドル相場は、足元で1米ドル=83ルピー台と過去最安値圏で低迷する。これに対してインド準備銀行(中央銀行)はルピー買いの為替介入を何度も実施してきたもようだ。ただ、介入によって支えられているルピーは割高との見方が新たなルピー売りを招いている。
直近で介入観測が広がったのは9月28日。インド中銀はルピー買いを後押しするために米ドルの資金を供給し、市場参加者が為替先物市場でドルを調達する際のコストを下...
-
POINT 01全記事(15,000本)が
読み放題 -
POINT 02金融市場関係者の
注目ニュース
ランキングが見られる -
POINT 03過去20期分の
業績データを
ダウンロードできる -
POINT 04企業の公開情報を
メール通知 -
POINT 05アナリストの予想や
指標を使った
銘柄発掘ツールが使える -
POINT 06セミナー動画が
見放題