大和アセットマネジメントが運用する「iFreeNEXT NASDAQ100インデックス」が、積み立て型の少額投資非課税制度(つみたてNISA)の対象商品に加わる。米ナスダック100指数に連動するタイプがつみたてNISA対象になるのは初めて。
4日に金融庁がつみたてNISA対象への追加を公表し、大和アセットマネジメントも同日にリリースを出した。販売会社によって異なるが、早ければ5日からつみたてNISA対象商品として取り扱いが始まる。
同ファンドは2018年8月に設定され、米国の主要ハイテク株で構成する米ナスダック100指数(円ベース)の値動きとの連動を目指す。目論見書での商品分類上はインデックス型(指数連動型)に区分されるが、米ナスダック100指数はつみたてNISAの指定インデックスではないため、金融庁の公表資料には「指定インデックス投資信託以外の投資信託(アクティブ運用投資信託等)」として掲載されている。
指定インデックス以外の投信は、つみたてNISA対象になるための要件がインデックス型よりも厳しい。純資産総額(残高)が50億円以上、運用年数が5年以上、資金流入超過の期間が3分の2以上などの条件が加わる。
「iFreeNEXT NASDAQ100インデックス」の3日時点の残高は742億円。年初から22億円(推計値)の資金が流入している。