【NQNニューヨーク=稲場三奈】今週(10月23~27日)の米株式相場は上値が重い展開となりそうだ。金融引き締めが長引くとの見方から米金利の先高観が強く、米株式相場の重荷となりやすい。中東情勢を巡る緊張が一段と高まれば投資家心理を冷やし、株価を下押しするだろう。今週はマイクロソフトやアマゾン・ドット・コムといった米ハイテク大手が四半期決算を発表する予定で、相場を左右する材料となりそうだ。 米長期金利、16年ぶり高さに 前週は米ダウ工業株30種平均が2週ぶりに下落し、週間で543ドル(1.6%)下げた。2023年7~9月期決算や業績見通しが好調だった銘柄は買われたものの、イスラエルとイスラ...
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