【日経QUICKニュース(NQN) 田中俊行】外国為替市場で円売りが再び優勢になっている。対ドル以外の円相場である「クロス円」取引でも円安進行が目立ち、景気後退が懸念されるユーロに対しては15年ぶりの安値に沈む。米長期金利の上昇一服でも積み上がった円売りの持ち高は解消されず、投資家が円売りの対象を次々と変えていく「循環物色」の様相が強まってきた。
8日の東京市場で円の対ドル相場は1ドル=150円台半ばを中心に推移した。下げ歩調は維持しているが、10月末につけた年初来安値(151円74銭)にはやや距離がある。そのなかで際立つのが対ユーロでの円売りだ。7日に一時1ユーロ=161円02銭近辺と2...
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