【日経QUICKニュース(NQN) 菊池亜矢】2024年は円高・ドル安が進む――。市場参加者の「メインシナリオ」に反して年明け以降、円は対ドルで下落基調となっている。16日の東京外国為替市場では1ドル=146円台前半まで下落した。日米の金融政策の方向性が変わるとの見方が円高・ドル安予想の根底にあるものの、日米金利差の縮小は勢いを欠く。それが円買い・ドル売りをためらわせている。
それぞれの中央銀行の金融政策の影響を受けやすい2年物国債利回りをみると、日米の金利差は現時点で4%程度となっている。5%を上回っていた23年10月に比べれば縮まっているが、なお差は開いたまま。米商品先物取引委員会...

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