【NQNロンドン=蔭山道子】欧州中央銀行(ECB)は25日の理事会で、政策金利の据え置きを決めた。3会合連続で金利を据え置き、声明でも新たな手掛かりが乏しいというのは市場の想定通りだった。市場の参加者は、前のめり気味ともとれる利下げ織り込みをラガルド総裁が明確に否定しなかった点に着目し「利下げへの扉は開かれている」と解釈した。
理事会とその後のラガルド氏の記者会見を受け、市場では「6月より前の利下げ織り込みについては、もう少し反発すると思っていた」(独ベレンベルク銀行)といった反応が少なくない。「春の利下げはなさそうだと投資家を説得するのに失敗した」(キャピタル・エコノミクス)との見方...
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